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【9月開催紹介~福岡】好いと~福岡 笑うて生くばい!!笑顔あふれる開催に

「リレー・フォー・ライフ in 福岡」(以下RFL)が9月17日(土)~18日(日)に九州大学箱崎キャンパスグラウンドで開催されました。台風の接近で天気予報は雨でしたが、実行委員の祈りが通じ、快晴の空の下、事前に申し込んだ34チームを含め約2000人が参加しました。

昨年度実行委員長の宮部治恵さんから芝田良倫実行委員長へと「いのちのリレー」タスキが託され、会場の参加者全員で24時間繋げて行きます。RFL福岡のイメージキャラクター”ふっぴー”と一緒にサバイバーズラップがスタート。拍手喝さいでお祝いします。

その後、サバイバーを支えるケアギバーへサバイバーからの感謝の大拍手がおきました。宮部さんが今年5月にアメリカ国務省のプログラムに招待され渡米した際、本場のRFLに参加した経験から、福岡でもケアギバーへの感謝の気持ちを表したい!と実現しました。マーク・S・ディーカー領事も開会式に参加しご挨拶下さるなど今も交流が続いています。


今年5月に開催された熊本の実行委員もチーム参加し、みなさんチームフラッグを掲げ笑顔、笑顔です。

今年はボランティアが90人!ボランティア証を持ってウオークにも参加、全員が会場内の案内が出来るように周知徹底して臨みました。

歩きながら気軽に参加できる企画テントも賑わいました。交流テントではがんの部位別交流タイムを設けておしゃべり。子供テントは絵本の読み聞かせや風船アートがあり、マッサージテントでは歩いた疲れを癒します。啓発テントでは、たばこの害について模型など使って説明。1日1箱を1年間吸い続けた場合、肺に取り込まれたタールの量を見て驚く参加者もいました。


「Team すこやか」と名付けたチームで参加した福岡県すこやか健康事業団は今年も検診車を3台配置、乳がんと肺がんの無料検診を実施し、大変好評でした。

ステージの合間に開催されたチャリティオークションには有名なプロスポーツ選手の方々や協賛企業などから様々な商品が出品されました。時に競り合う場面もあり会場は大いに盛り上がり、たくさんのご寄付を頂きました。

公務の後に駆けつけてくれた高島市長はがん対策にとても熱心で昨年に続き参加。「RFLから九州ば、元気にするばい!!」とステージ上の九州プロレスと市長のコラボも実現しました。

台風の影響で強風の中、スタッフ・ボランティア総動員で2000近くのルミナリエを設置していきます。倒れないように針金で底を固定、味噌パックに水をたっぷり入れてからロウソクを乗せます。地元の病院や小中高校、院内学級から寄せられたルミナリエも多数並びました。

点灯直後に通り雨があったものの、無事に点灯され、HOPEの文字が美しく輝きました。

遠くにいて参加出来ない方や、会場に来られなかった方にも雰囲気を味わってもらいたいと、今回初めて24時間インターネット配信をしました。

エンプティテーブルの詩の朗読の際には1分間の黙とうが捧げられ、その後、緩和ケア病棟と生中継で結び、入院中の患者さんと会話をしながらお互い理解を深めていきました。

今回で3回目を数える福岡の実行委員とボランティアには台風を吹き飛ばすエネルギーがありました。参加者からは「ここに来てよかった」「来年のRFLに参加できるよう明日からまた頑張ります」という声が寄せられていました。

頂いた言葉一つ一つに実行委員は励まされ、気持ちはすでに来年の開催に向かっています。

実行委員一同、来年もまた笑顔でRFL in 福岡でお待ちしています。