つくば市の「研究学園駅前公園」で5月14日(土)・15日(日)、全国の皮切りになる「リレー・フォー・ライフ(以下RFL) in 茨城」が開催され2日間のウォーク参加人数は約600人になりました。
前日までの雨天が嘘のように朝から晴れ渡り絶好のRFL日和でした。茨城は沿岸部が津波で被害を受けるなど東日本大震災の被災地で、実行委員が相談の結果、夕方にウォークがスタートする短縮型になりました。一方で、会場そばにあるショッピングセンターでは支援コンサートが開かれ、280人もの大勢の人が演奏に聞き入りました。
開会式では鳩の姿をしたエコバルーン300羽が一斉に放たれました。まるで夕日に向かって、みんなの思いが込められた真っ白なハトが希望に向かって羽ばたいていくような、感動的な光景でした。
ルミナリエが輝く夜は、サバイバーから医療を学ぶ学生に向けてのメッセージが送られました。体験者の口から語られるストーリーに、学生たちはみんな真剣なまなざしで聞き入り、がんという病を再度見つめ直す時間になったのです。
翌日も、素晴らしい晴天。最後の一斉ウォークでは真っ青な空に、みんなの笑顔が晴れやかに映ります。閉会式では、RFLに貢献する団体や個人に実行委員会が贈る「Good Supporter」の授与式があり、栄えある第1回の受賞者にはジストと闘う患者とその家族や友人のグループである『GISTERS』が選ばれました。