去る9月22日(土)・23日(日)にRFL広島・福山(浜中和子実行委員長)が、福山すこやかセンター及び福山市立東中学校東グラウンドで開催されました。
広島県内では広島市、尾道市に次いで3か所目、RFLでは4回目の開催でした。
浜中委員長をはじめ、実行委員の方々の地道な活動により福山市役所や保健所等の多大な協力を得て初めての福山での開催は盛大に行われました。
9月22日13:00より開会式が行われ、地元マーチングバンドを先頭にサバイバーズラップ、その後ステージで1チームごと紹介があり、それぞれのチームの特色や内容を参加者が把握できるような配慮が感じられました。
その後は難聴者の方々の演奏による和太鼓を始まりに各ジャンルの音楽家の演奏が行われていました。同時に講演会場では医師による病気の予防や治療法等のプログラムが開催されていました。
18時からはルミナリエセレモニーが行われ、数名のサバイバーやケアギバーの方々が体験談や今の思いを語り、参加者の方々に共感を与えていました。
また、すこやかセンター内では広島県細胞検査士会による「がん細胞を顕微鏡で見るコーナー」が設置され、参加者は珍しげに顕微鏡を覗き込んでいました。同じフロアーには東日本大震災の写真展もあり、震災の灯もなくならないようにとの配慮が伺えました。入口付近ではマンモグラフィ検診車2台が用意され、参加者が検診を受けていました。
夜半には雨が降ってきましたが、それでもルミナリエの火もナイトウォークする人も絶える事がありませんでした。
翌朝は雨も上がり、時々晴れ間も現れる中、音楽や講演プログラムを予定通りに進行し、12:00にサバイバーズラップ、一斉行進の後閉会式を迎え最後にハト風船を参加者一斉に大空へ放ち終了しました。参加者数は1650名、チーム数は40チーム弱を数える結果でした。
平和の象徴ハト…福山を飛び立ったハトも平和と参加者の祈りが込められ、感動のフィナーレでした。
来年は広島市で開催予定…もう、来年のRFL広島は始動しています。