2012年度最後の、そして2013年最初のRFLが沖縄県で開催されました。
場所はプロ野球・阪神タイガースのキャンプ地として有名な村、北部の宜野座村。当初はそのキャンプ地のすぐ隣にある陸上競技場が会場でした。しかし開催前日に大雨に見舞われ、急きょ近くの農村公園に変更されました。
初日は、この日を迎えるに当たって奮闘してきた実行委員の願いが通じたのか、時折、晴れ間がのぞき、改めてここは沖縄であることを思い起こさせるような、絶好のRFL日和となりました。開会式は午前11時に始まり、地元グループによるライブ演奏、フラダンス、健康フォーラムなどが続き、夕刻にはルミナリエセレモニーでがんと闘った人たちをしのびました。
2日目は未明に降り出した雨が次第に本降りとなり、夜明けごろには南国特有のスコールとなりました。その後、突風も吹き始めたため、このままのRFL続行は参加者に危険が伴うと実行委員会が判断し、閉会式を午前8時に行いました。24時間のリレーウォークとはなりませんでしたが、実行委員の顔にはここまでRFLをやり切ったという満足感があふれていました。
4回目を迎える今回のRFL沖縄は参加者約350名、サバイバー18名、チーム数12の小規模な大会でした。しかし「水と緑と太陽の里」そして「健康宣言の村」である宜野座村で開かれたRFLは「地域の健康意識」を大きく啓蒙した大会となりました。今後、沖縄でのがん征圧活動が、この村から広がっていきそうです。
