日時:2024年10月26日(土)10:30~17:30
会場:千葉県柏の葉公園コミュニティー体育館
今年4回目の開催となったリレー・フォー・ライフ・ジャパン2024ちばは、今年も国立がん研究センター東病院からほど近い、千葉県柏市、柏の葉公園のコミュニティー体育館で開催されました。
当日の準備は大勢のボランティアさんが早朝から集まって下さったお陰で予定よりも早くあっという間に完了し、来場者をお待ちしました。
開会式の最後はがんと診断された経験を持つサバイバーの方が歩き、それを来場者全員で拍手で讃えるサバイバーズラップが行われ、そのあとは、サバイバーを支えるケアギバーの方たちによるケアギバーズラップが行われ、ケアギバーの皆さんを讃えるあたたかい拍手が送られ、参加者の皆さんの笑顔が輝いていました。
参加者の中には、新潟や秋田、静岡、長野、兵庫など、遠方から足を運んでくださったかたもいらっしゃいました。
啓発講演では、国立がん研究センター東病院、精神腫瘍科長の小川朝生先生によるご講演があり、がんに罹患した際の患者さんご本人とそのご家族の心のサポートの重要性について学ぶことができました。
がんと罹患した際に、このようなサポートが受けられるということを、リレーを通してたくさんの方に知って頂ければ幸いです。
その後は今年初の試みで、参加者は体育館を飛び出して公園内をフラッグを持って歩き、公園を利用されている一般の方たちにも、リレー・フォー・ライフを知って頂くことのできる良い機会となりました。
ミュージシャンの皆様による演奏や、フラダンスの披露では、がんという病との関わりについてもお話頂き、自らの経験をもとに作られた歌の演奏もあり、参加者の心に大きく響いていました。
リレー・フォー・ライフ・ジャパンちばの実行委員長であり、エアロビクスのインストラクターであるASUKAさんによるエクササイズでは、参加者の皆さんが音楽に合わせてたくさん身体を動かし、汗を流していました。
参加チームのブースでは、内視鏡の操作を体験出来たり、パーソナルカラー診断をしてもらえたり、ハンドマッサージを受けられたり、レモネードや様々なグッズなどの返礼品を受け取ることのできる募金活動が行われ、参加者の皆様にもお楽しみ頂けたと思います。
サバイバーズトークでは、がんと診断された経験をお持ちのサバイバーの方たちに、診断を受けた時のこと、治療中のことや、今の想い、リレー・フォー・ライフに期待することなどをお話頂き、改めて、この活動がどのようにサバイバーやケアギバーの皆様を支えることができるのかを考える機会となりました。
ルミナリエセレモニーでは、会場に来ることができなかった方のための席、エンプティーテーブルを囲み、詩の朗読が行われ、旅立たれた方たちへの黙とうが捧げられました。
ひとつひとつ照らされたルミナリエのメッセージはどれも胸に迫るものがあります。
最後は全員でファイナルラップを歩き、今年のリレー・フォー・ライフ・ジャパン2024ちばは幕を下ろしました。
撤収作業もボランティアと実行委員さんたちのご協力で、あっという間に終えることができました。
参加して下さった皆様、ご協力くださったすべての方に心より感謝申し上げます。
また来年、皆様と笑顔で会えますように!