＊＊＊ マイストーリー ＊＊＊
『考えているのでは何も変わらない。行動だけが物事を変えることができる。』
13歳の時にユーイング肉腫と診断された私の息子、鈴之介がいつも言っていた言葉です。
彼は自分が診断を受けた後、同じような状況にある他の人たちのために多くの事をしました。例えば、高校生のための院内学級を設立してもらうために市長に手紙を書いたり、医療制度の改善のために政府に手紙を書いたりなどです。彼は自分と同じような想いを他の人にしてほしくないという想いで、行動を起こしていました。常に他者のことを考えていたのです。
だから私も、息子は18歳で亡くなりましたが、リレーを続け、難病の子どもや若者が学習の機会を諦めなくて良いように支援を続けてきました。行動こそが大切だと息子が教えてくれたからです。
私達の最初のリレーは、がんは彼のような若い人も罹患するということを他の学生たちにも知ってほしいと言う息子の願いから、彼の高校で開催されました。彼の願いや志を引き継いでいくことが社会を変えると私は信じています。
