福井県ふくい健康の森で9月23日(金)24日(土)に「リレー・フォー・ライフ(以下RFL)inふくい2011」が開催されました。日本海側の都道府県で初開催のRFLです。
ふくい健康の森は、400メートルトラックの他にも、温泉施設や温水プール、スポーツセンターが併設されており、RFL当日には、参加者全員に温泉やプールを開放しての開催となりました。
開会式ではタスキ授与式として、24時間心をひとつにして繋ぐリレーのシンボルになるタスキが最初のサバイバーに渡されました。
サバイバーズラップは仁愛女子高等学校のマーチングバンドの演奏と共に始まります。
真っ青な秋空に、芝の緑が映えて、美しい光景です。
ステージでは日舞やフラメンコ、フラダンスなど多くの催しが企画されています。
優雅なフラダンスには、なぜか、たくましいフラダンサーズの助っ人が入りました。
夕暮れになり、ルミナリエセレモニーが始まりました。ゴスペル合唱のあとに、二胡の演奏が続きます。
ルミナリエの中央に置かれたエンプティテーブルに向って、詩が朗読されました。その場に集った人、一人ひとりが、がんとの闘いに思いをはせながら聞き入ったのです。
翌日も快晴。
子どもたちによるマルモリダンスや、福井テレビマスコット「イヤイヤちゃん」のイヤイヤちゃんダンス。参加者全員で一緒に踊ります。
ファイナルラップは福井工業大学吹奏楽部の演奏と、福井女子高等学校バトン部の先導により始まりました。参加者全員の盛大な拍手に迎えられて、誇らしげにゴールした肩には、24時間みんなの思いが繋がれたタスキが掛かっています。
閉会式では濱野実行委員長より協賛企業やご協力頂いた方々への感謝の言葉がありました。
その後、24時間多くの方々に繋いで頂いたタスキが返還され、会場から盛大な拍手が上がりました。
今年のRFL in ふくいは、初開催ながら、各所に福井実行委員会独自の工夫が見られました。ルミナリエは、6000本もの竹串にテープを巻いたものを支えとして使用し、ほとんどのルミナリエが朝まで倒れずに灯りを灯していました。また、受け取った人がサインをしながらタスキを繋いで、参加した人の心に残る演出もよく考えられていました。
全ては、参加して下さったみなさんに楽しんでもらえるように、思い出に残る催しにしたいという、実行委員会全員の思いの結晶です。
秋晴れの空の下に、参加者の笑顔があふれる、素晴らしい二日間になりました。