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【10 月開催紹介~愛媛】今年は松山城も RFL カラーにライトアップ

「心をひとつに笑顔でつなごう」を合言葉に昨年の初開催につづき今年も10月8日(土)~9 日(日)に松山市城山公園のふれあい交流広場で開催され、36チーム、1,580名が参加し ました。 実行委員長の交代があり開催が危ぶまれましたが、松本陽子実行委員長の「RFL を待ってく れる人がいる。この灯を絶やしてはいけない」という強い想いに賛同した実行委員が一つ にまとまり、約2カ月という準備期間ながら開催が実現しました。

松山城下にある会場には若者や地域の医療関係者などたくさん集い、夜通し賑わいました。 キャンドルセレモニーでは歩みを止め、全員が会場中央に集まりました。ルミナリエが並 べられた中エンプティテーブルを囲み黙とうをささげ、この場に来ることが出来なかった 仲間に思いを寄せました。

今年のRFLには松山市も全面的に協力。松山城が RFL のテーマカラーの紫色にライトア ップされる演出もあり、会場は大いに盛り上がりました。

愛媛県総合保健協会は今年も検診車を出して無料検診を行ったことに加え、チームでも大 勢で参加をしました。実行委員会にも加わり、RFL開催に大きく貢献しました。

今年初めての企画として会場内には参加者が自由に交流するためのサロンテントが設けら れました。専門家のお話を聞いてその後自由にお話し合いをするミニレクチャーも開催し、 ボランティアスタッフ(患者、家族、医療を学ぶ学生など)が活躍していました。 また、「禁煙について」「緩和ケア」をテーマに啓発セミナーも行われました。

参加者だけでなく、ルミナリエも昨年以上に集まりました。コース周りに並べるだけでは 足りずにステージ前にも2重、3重と時間を追うごとに数が増えて行きました。かわいい イラストや写真、切り絵などで工夫されたルミナリエのメッセージはひとつひとつが心に 響きます。夜通し歩きながら足を止めて写真を撮影したり、じっと見入る参加者も多くい ました。

翌朝は全チームがステージに上がりチーム紹介。地域の病院チームは他の病院同士の交流 が出来て良かったと喜び、入院患者のメッセージを寄せ書きとしてフラッグにしたチーム もありました。患者会や地域のがんサロンのチームも多く、口々に来年もまた参加したい です!と来年への参加を宣言してくれました。

24時間繋いだリレーのゴールはタスキをつないだ達成感で多くの笑顔に包まれました。 閉会式では開会式同様、サバイバーからの言葉があり「がんと向き合うえひめをめざそう」 と決意を新たにそして来年の再会を願い幕を閉じました。