去る9月8日(土)・9日(日)に兵庫県芦屋市川西運動場及び市立体育館・青少年センターで「リレー・フォー・ライフ芦屋2012」(城村 勉実行委員長)が開催されました。
2007年に、日本で最初の本格的RFLを実施、以後毎年開催し、今年で6回目を迎えました。
事前の天気予報では降水確率が高く、開催の影響が心配されましたが、幸い雨はほとんど降らず当日は晴れ間も広がり熱気のある中での開催となりました。
大変内容の濃いプログラムで、開会式セレモニーの前に屋内で「がん啓発講演会」と題し、2名の医師による講演が行われました。
また、チャリティースポーツイベントとしてバレーボールや卓球、釣り大会などの競技も開催されました。
現在、日本で開催されるRFLの中で唯一行われる「キャンドルラン」…夜を徹して12時間走り続けるイベントでは、個人で100㎞弱を走りぬいた方や団体で100数十㎞走りぬいたチームもあり、今年も大会を盛り上げました。初日の夜には地域新聞社が発行したRFLの号外が配られ、地元におけるRFLの関心の高さが感じ取られました。
また、星空教室と題し、「サバイバーズ・トーク」や「命と夢のトークライブ」といったイベントも開催されました。高校生や若者たちも多数参加し、交流の輪が広がっていた事が印象的でした。
同時に「RFLの木」という幹と枝しかない一本の木を描いた布に、参加者がコースを一周するごとに花や葉っぱのスタンプを押して実らせていくイベントも行われ、最終的には花や葉っぱのついた立派な木となって閉会式で披露されました。
日本では最も長い歴史を誇るRFL芦屋ですが、毎年新しいイベント内容、募金活動を企画しこれまでの経験だけに頼ることなく、常に新しいものにチャレンジするパワーがある事を実感しました。
来年は2013年9月7日(土)・8日(日)に開催予定です。次回はどんな「RFL芦屋」となるか、今から楽しみです。